子供の便の色と硬さから考えられる病気を知っておきましょう
乳幼児の時期に普段とは違う下痢症状が見られると心配になるものですが、
子供の下痢は全て病気と関係しているものばかりではありません。
便の色や硬さなど便の状態によっては心配のない下痢もあります。
【心配のない子供の下痢】
- ゆるい便
- 1日にゆるい便が3~4回も出る
- 食欲がある
- ミルクなど飲みっぷりが変わらない
- 機嫌がよい
乳児の場合はこれらの状態であれば心配のない下痢です。
というのも子供の便も食事内容によって色や硬さなど状態が変わってくるものなので、
下痢をしたり便の色がいつもと違うからと言って必ずしも病気であるとは限りません。
【病気の心配のいらない便の色】
- 茶色の便
- 緑色の便
- 黄色の便
【病気を疑った方がいい便の色】
- 白色の便
- 黒色の便
- 赤色の便…赤い食べ物が未消化の状態で便が赤くなることもあります
赤い便でも食べた物が未消化で便が赤くなっている場合は、
子供の食事の調理法を見直すだけで改善が見られますが問題なのは、
- 便に血が混じり赤くなっている
- 30分もしないうちに何度も泣き機嫌が悪い
- 病気を疑った方がいい便の色をしている
- 赤ちゃんに元気がなくぐったりしている
- 嘔吐
これらの症状が見られる時には速やかに病院を受診しましょう。
その時は便の状態が分かるオムツを袋に入れて密閉し持参してください。
このように子供の下痢は病気の心配がないものと、
逆に病気が疑われる場合とがあるため便の状態をよく観察して、
異常が見られると思われる時には早めに病院を受診させるようにしましょう。
当サイトでは、
乳児から幼児にかけての子供の下痢から考えられる病気を紹介します。
病気の心配がある便とそうでない便とを見極めて病気の早期発見・早期治療に努めましょう。
病気の心配がない子供の便
特に病気の心配がないとされる子供の便の状態は次になります。
- 便に白いツブが混じる場合
- 白いツブの正体は母乳の脂肪の塊なので心配いりません。
- 緑色の便をする場合
- ◆ビリルビン(胆汁色素)が腸内で酸化
◆ビリルビンを便と共に排泄後、空気に触れ酸化・変色
これらが緑色の便になる原因なので問題有りません。
- 黒い便はその後も続けて出るか否かがポイント
- 便が黒くても心配ない場合は鉄分が多い食事を摂った時です。
また母乳、ミルクに含まれる乳糖が腸内で発酵することで酸が発生すると、
これが原因で便が黒くなることもあります。
黒い便が出る時はこれらが原因になるので、
一時的に便が黒くなっただけなら心配いりませんが、
赤ちゃんの機嫌が悪かったり、黒い便が続く時は病院を受診しましょう。
- 粘り気のある便の場合
- 生後4ヵ月でミルクで育てられている赤ちゃんに良く見られる便です。
便の粘り気の正体は、刺激を受けて分泌された腸の粘液なので心配いりません。
- コロコロとしたウサギの糞の様な硬い便の場合
- 子供が便秘をするとこうした便になります。
便は長時間腸内に留まることで水分が失われコロコロと硬くなるので、
こうした便秘の便をする時は腸内に残った他の便を浣腸などで出してあげる必要があります。